資英館日誌ー夢と個性によりそう学習塾をめざしてー

主に、英語学習、塾の運営状況について書いていきます。

部活動と勉強の両立、もしくは遊びを加えた三立について

 部活動と勉強の両立について、わたしなりに考えたことがあります。部活動は勉強に悪い影響を与えるのか、良い影響を与えるのか、そして、その影響はどの程度なのか、と。

 

 そして、行き着いた答えは、「そんなこと考えている時間があったら、練習もして、勉強もしろ」ということです。

 勉強も、部活動も、徹底的に時間と効率を求めれば、両立どころか、遊びとの三立ができると思っています。

 

 

 わたしの所属していた剣道部は、普段4時間、夏休みは平均8時間くらい練習します。全県150校中ベスト4の強豪校でした。

 

 わたしの高校時代の部活の先輩に、京都大学の医学部に合格した方がいます。彼は、剣道では50人ほど在籍する部活でレギュラーで関東大会に出場、勉強は学校トップレベル。(カラオケが素晴らしく上手)

 先輩は、同郷のわたしに勉強と部活の両立の極意を教えてくれました。それは、「毎日1時間だけ、勉強する」というものでした。1時間だけ勉強する、それ以上は勉強しない。言葉だけ聞くと、簡単なように聞こえますが、先輩は、どんな時でも、1時間は絶対に勉強したそうです。

 

 わたしは、それを半分実践しました。そうです。毎日30分勉強しました。どんな日も。おかげで、高校3年生になっても、そんなに勉強することなく、高3の12月に部活に参加しながら、国立大学に受かりました。(毎日1時間勉強できなかったのは、わたしの弱さです。)

 

 また、わたしの高校時代の剣道の先生(上段の師匠)に、よく言われたことがあります。「剣道が強いだけでは意味がない。剣道もできて、勉強もできて、遊んで、そして恋愛もして、はじめて充実した青春なんだ」と繰り返し繰り返し言われました。

 先生は、早稲田大学の剣道部主将として活躍した剣士、頭も良く、剣道も強い、憧れの人でした。そんな先生から「遊びと恋愛もしろ」と言われたときは、とても衝撃的でした。(遊びについては、友人たちと充実した日々を過ごしていたのですが、恋愛については、、、、)

 

 しかし、大人になった今、先生の言いたいことがわかる気がするのです。

 

 それは、「勉強だけの人間になってもいけないし、スポーツだけの人間になってもいけない。遊んでいるだけの人間になってもいけないし、恋愛ばっかりしているのも問題だ」と。

 

 わたしの塾に通っている教え子たちには、ぜひ「欲ばり」になってほしいと思っています。「よく遊び、よく学び、よく運動」して欲しいのです。

 

 ふと「部活、勉強、遊び、恋愛」の四立できた人いたっけなぁ、と、考えましたが、1人いました。わたしの幼馴染に進学校で甲子園にでた友人がいたのですが、彼は明治大学に進みました。彼の趣味はギターでよく一緒に演奏しました。とてもモテ、、、

 

 ということで、みなさん、よい春休みを!

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 バラを買いました。おだやかな春が来ますように!