○ わたしの指導について
私の英語指導は、非常に古風です。文法や読解をしっかりやって、ちゃんと読める、書けることを目標に勉強しています。教え子たちには、「先生の流派(教え方)は、絶滅危惧種で、もう出会うことのないよ。」と言っているほどです。
しかし、なぜ、英会話スクールが乱立する現在において、こんな古風な塾が4年目に突入しているのでしょうか!?その理由を自分なりに分析してみました!
① 学校の英会話スクール化
小学校で英語の学習が開始され、「話す」英語がより重視されるようになりました。そのため、学校の授業でも英文法はおざなりになり、意味はわかるけど、どうしてこの文になるのかわからない、そんな子が増えています。つまり、ルールを知らずに、ただスポーツをしているような状態です。
ちゃんと、読む、書く、英文法を理解することの必要性を感じる人が増えているのだろうな、と感じています。
② 英会話スクールが、学力レベルの高い子を想定していない。
ここが結構盲点なのですが、英会話スクールが江戸川取手や土浦第一を目指す(通っている)生徒・児童のレベルに対応できないというのがあります。正確性の向上という点において、英会話スクールに行ってしまったために100点がとれない、という問題です。
これは、偏差値70付近(小学生も含む)の生徒にとってはかなり深刻な問題です。
お子さんが「I think that is important to get an information.」といった誤った英文を書いていませんか? 英会話スクールに幼い頃から通っている子にありがちな英文です。
ちなみに、これを英会話スクールで話しても直されることはありません。
また、英検などの資格試験だけを勉強しても、ダメです。英検は穴のある民間試験です。それを理解している講師に、英検だけでなく、英語の勉強そのものを見てもらう必要があります。
これは、将来IELTSなどの留学に用いられる試験において、さらに深刻な問題になります。なぜなら、留学に用いられる英語の試験は悉く正確性を計るものとなっているのですから。
資英館には、英会話スクールに行ってしまったがために、英語が苦手になってしまった教え子がたくさんいます。
③ 準1級まで教える(見すえる)塾がそもそも少ない。
私の塾の目標は、「とりあえず準1級まで頑張って、そのあとは英語以外のことを勉強しよう!(取りたかったら1級も)」というものです。なので、特段英検が重要とは考えておらず、一つの指標として考えています。学校の英語だけではものたりない生徒にとっては、学習しやすくなる道しるべであると思っています。
龍ヶ崎には英検準1級まで対応している学習塾が少なく(ほぼない)、英検1級を持っている講師も少ないのが現状です。
そうした環境ですと、3級の内容を教えながら2級の重要ポイントを教える、準1級と2級のダブル受験を指導してくれるような塾はやはり少ないでしょう。
④ 他の科目に詳しい。
資英館は英語専門塾ですが、他の科目(特に、中学は数学、社会、高校は古典漢文・小論文)に詳しいです。国立大学を受験してますし、大学院まで出ているので当然かもしれません。実は問題分析が趣味?なので、茨城県入試の分析は第問レベルで当てられます。また私は文系ですが、物理と化学が得意科目だったので、みなさんがどの単元で大きな壁にぶつかるか予測することができます。
そのため、「今学期は、数学が難しくなるけど、英文法は速習したから、数学と物理に時間をつかってください」という指導ができますし、目標大学に応じて、「もう英語は勉強しなくていい」ということもあります。とくに去年の公立高校受験組は、英語ができる子が多かったので、、、、
まだまだ、書きたいことはたくさんありますが、今日はこれまでとしたいと思います。